人工関節置換術の術後リハビリでの注意点!
2020/01/14
人工関節置換術の術後リハビリでの注意点!
大田区久ヶ原で『美容(小顔・美脚)と根本的ケア(肩こり・腰痛)』を行っております、
Primary Body Care 代表の吉川です!
人工関節置換術後は脱臼リスクがある為、禁忌事項としての姿勢が大体決まっております!!
術式によって脱臼しやすい方向が違う為、分けて記載します↓
◉一般的に術後脱臼は術後早期(術後 3 カ月以内)に発生しやすいと言われています。
股関節周囲の組織や筋肉が回復するまでに特に注意が必要とされている為、退院後の日常生活行動に制限 が必要で、脱臼率は約 3%、不安定性が持続する事で再手術が1%といわれています!!
<前側方アプローチ>
脱臼を発生させる動作は股関節伸展(伸ばす)・内転(内側に閉じる)・外旋(外側に捻る)の複合動作、または単独では股関節過屈曲(深く曲げる)が多く、実際の日常生活動作では、片足が後ろで高い所の物をとる動作、うつ伏せで上半身を捻って起き上がる動作(結果的に股関節は脱臼肢位に捻られます)、段差の大きな階段昇降(特に後ろ足)、低い椅子への立ち上がり動作や和式へのトイレ動作、横座り動作などです!!
<後方アプローチ>
脱臼を発生させる動作は股関節屈曲(曲げる)・内転(内側に閉じる)・内旋(内側に捻る)の複合動作、または単独では股関節過屈曲(深く曲げる)が多く、実際の日常動作では低い椅子への立ち座り動作や和式へのトイレ動作、しゃがみ込み動作、更衣動作 等です!!
分からない場合や不明な場合は、担当のDRに確認するか・理学療法士の方に動作確認をして頂くのが理想です!!
頭で分かっていても、意外と生活上では行なってしまう事もありますので・・・動作を体で覚えましょう(^^)!!